芸能は過去と未来をつなぐ必須アイテム

今年の観劇初めは「万作萬斎新春狂言2011」 サンケイブリーゼでありました。

和泉流の狂言は2回目です。大蔵流とはまた違った味で、、、、
ホント関西と関東の味くらべだわ、というくらい同じ作品でも風味が違いますね。
今回は狂言の代表格「附子(ぶす)」だったので、シンプルでポピュラーな作品に淡々と取り組む万作さんが面白かったです。

ただ、この日は朝から会議を2つして夕方は舞のお稽古に行き、そのまま会場へ入ったので座ったとたん眠気がぁぁぁぁぁ
次の素囃子「神楽」を見た(聴きた)かったので、で、で、で、
「附子」途中ですてました すみません

素囃子「神楽」良かったです。
新春の華やぎと、緩急の緊張感、神代の時代の呼吸を感じました。

最後の狂言「越後婿」は関西初上演だそうで・・・
萬斎さんの力の入れ具合がよ~く分かりました

この狂言会に誘ってくれた人は、萬斎ファン
作品中の越後獅子は舞だけでなくアクロバティックな動きが多々あり、それを丁寧にこなしていたので、ファン度が益々上がったそうです。
顔良し、声良し、姿良し、語りも上手いしおまけに身のこなしも良しだわ~~~
そう思いません?と聞かれたので、

うん。頭のカタチはいいよね 後頭部の張り具合は日本人とは思えないくらい
カッコイイわと答えたら会話が途切れてしまいました。。。。アレッ



ほぼ満席のサンケイブリーゼで萬斎さんのレクチャートークの時、この狂言会参加が2回目以上の方は?と聞かれると3分の2ぐらいの方が挙手
おそるべし萬斎ふぁん

で、萬斎さんは
今はこうして沢山のお客様に観て頂いていますが、当初は本当に人が入らず、学校回りなどをして狂言の裾野を広げようと頑張ってきました。
以前は教科書には載っているけど、狂言を観たことがない人が多くいました。最近は観られる方は増えましたが教科書には載らなくなりました。
日本人が脈々と受け継いできたものを次の世代に渡すのが私たちの役目だと思っています。

と話されましたが、とても大切な事を話されたと思います


昨日書いた結婚式での謡いは、芸能を仕事にしている人ではなく普通の人が吟じられました。

私の母が生まれた村の氏神様は冠者神社といい、冠者の名は、同じ町内に古式の狂言「高志狂言」が伝承されているのでそれと関連があるかも知れません。元禄15(1692)年の燈籠が、古くからの信仰と芸能の継承を物語っているようです。

ただ、洋式の結婚式が増え、杯を交わしつつ謡う「お謡三番」の出番がなく、
謡える人が減っているらしいです
私のイトコは大工さんで、祝いの席で謡うこともあるので稽古したそうです♪

しかし、もったいない!!
日本の中から『ハレ』の場面と芸能が消えていってるような気がします

洋式の中にも良い面は沢山あるので、洋式を否定しているのではナイのですが、
私たちの先祖が大切に続けてきた習慣や、ハレの日の儀式や様式、芸能をもう少し意識してみたいナと思います。

芸能や習慣、儀式・様式はつまるところ「文化=心」です

舞のお稽古の中でも、
昔の風習や風情、現代にも生きる心遣いなど、知らない事を知る喜びを感じています

芸術・芸能のシャワーが普通に浴びられる社会になれるよう心がけたいです。


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